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【アニメ】PSYCHO-PASS1期【見返してみた8】

PSYCHO-PASS

#9 楽園の果実


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9話です。

槙島との音声データを残し、王陵璃華子は姿を消しました。

狡嚙さんを呼び出した宜野座さん。素直に狡嚙さんに謝罪します。

狡噛さんは復讐に駆られて亡霊を追い続けていると思っていたのが、

本当に槙島という人物が存在したことが発覚しましたからね。

ちょっとツンデレ気味ですが、ちゃんと謝罪するところが真面目ですね。

狡噛さんも、本当に少しの材料ですが、やっと姿を現したことに対し、

ちょっと怖い笑みを浮かべています。

このときの犯罪係数はどうなっているのか。

 

場面は変わって朱ちゃんの自宅。

お出かけの準備をしているようです。

このくらげみたいなAI?は一家に一台(一匹?)いるんですかね。

朱ちゃんとのやり取りが可愛いです。

 

次はTV撮影の現場でしょうか。

現場のセットもホログラムで賄えるようですね。

スタジオには槙島と会話し、王陵を射殺した男が現れました。

今回のキーマンになりそうです。

自宅からして豪邸に住んでそうでしたが著名人だったようです。

セングウジトヨヒサ、全身サイボーグ化のパイオニア、、、、。

目の焦点が合ってないような感じだな、と思っていたのですが、

脳・神経系以外はすべてサイボーグ化しているそうです。

サイボーグ化っていうことは、見た目はもう老けないんでしょうか?

 

ここのキャスターとの会話も、とても印象的でよく覚えています。

特に「程度」の問題の会話。

現代だれしも何らかの携帯情報端末をもっている。

それが何らかの事故や災害で使えなくなったらどうなるか?

 

自分の生活をそこまで電子的な装置に委託しているのにサイボーグではないといっても、説得力はありませんよ。あなたにとって、携帯端末は既に第二の脳だ。

違いますか。科学の歴史は人間の身体機能の拡張。

つまり…人間機械化の歴史といっても差し支えない。

だから、「程度」の問題なんです。

 

私自身も、このブログを書いているのもそうですし、

ネットワークにつながれない状況になればストレスが溜まることもあります。

自分自身の生活の大半は携帯端末がないと成り立たなくなっているので、

この話はけっこう衝撃でしたね。

 

朱ちゃんは狡噛さんとどこかへ出かけるようでした。

セングウジの出演している番組を観ながら

車運転してないやんけ!と思いましたが自動運転か。そうか、、、。

けっこう険しい山道を車で進んでPSYCHO-PASSの中でも珍しく

少し田舎?と呼べるような地域に到着しました。

だれかの家に訪ねてきたようです。

 

狡噛さんの知り合いのようでした。

雑賀教授と呼ばれた人物。狡噛さんが敬語で話すのって珍しいですね。

雑賀教授の自宅内は本であふれていますね。

2人にコーヒーを振る舞い、朱ちゃんの前に座った雑賀教授は、

おもむろに朱ちゃんの出身地や運動神経を言い当てます。

さらに両親の様子やおばあちゃんっ子であることも言い当てました。

 

人は無意識に何らかのサインを発しており、

それを読み取ってこのように人の内面を言い当てることが可能なようです。

心理学などの究極的な応用でしょうか???

臨床心理学が専門だそうです。

 

狡噛さんは雑賀先生に、朱ちゃんに対する短期集中講義と、

先生が保管している今までの受講生名簿を見せてほしいと依頼しに来たようでした。

シビュラシステムの誕生以降、最悪の犯罪者となり得る人物。

槙島についての情報を集めるためにも訪れたようです。

 

受講の帰り道、朱ちゃんが公安局のアーカイブに入っていないのが

不思議なくらいだと。雑賀先生の講義についての感想を語ります。

アーカイブ化は無理だな。と返す狡噛さん。

公安局捜査官の為に、雑賀先生は昔は講義を行っていたようですが、

受講生の色相が濁り、犯罪係数が上昇したそうです。

それが発覚し、講義を行わなくなってしまったのでしょうか。

マンツーマン指導であればなにも問題ないようですが。

犯罪心理を学ぶわけなので、犯罪を犯す人物の深層心理を深く探るために、

色相が濁ってしまう現象が生じるようです。

 

朱ちゃんは狡嚙さんなら深く潜っても帰ってこれそうだと話します。

「少なくともシビュラシステムは、俺を帰ってこられなかったと判断した。」

 

セングウジ邸に場面が移ります。

槙島と謎のなぞなぞを問いつつパイプタバコに火をつけます。

マウスピース以外は王陵璃華子の骨でつくっている、、、、(どん引き)

 

セングウジは狩猟が趣味なのでしょうか。

槙島から次の獲物の提案をされます。「公安局」の。と。

 

公安局に戻った朱ちゃんと狡噛さんを待ち受けていたのは宜野座さんでした。

雑賀譲二先生に朱ちゃんを引き合わせたことに関して立腹しています。

しかし朱ちゃんもこの宜野座さんの対応に対して納得がいかないと反論します。

超強気に反論をかましていきます。

その場を去った宜野座さん。

 

局長に対して抗議しにいこうとする朱ちゃんを征陸さんが引き止めます。

ここで宜野座さんの過去がまた明かされました。

宜野座さんは父親が潜在犯だったそうです。

宜野座さんの子供の頃はまだシビュラシステムが実用されたばかりで、

世間は潜在犯に対していまよりも当たりが強かった。

潜在犯が家族にいるだけで、その家族もバッシングを受けたそうでした。

執行官という役職もその時代はまだなかったらしく、

潜在犯という診断を受けた刑事が多く存在し、宜野座さんの父親もその中の1人でした。

 

宜野座さんはそのような過去があって、自ら危険を冒す人が許せないそうです。

父親や、狡噛さんの件もあって、より強くそれを思っているようですね。

宜野座さんから狡噛さんの過去を聞いたときは悲しそうに話していました。

 

これ以上執行官を増やさないために、執行官が存在している。

そう征陸さんは語りました。

狡噛さんもそうなのか?と問う朱ちゃんですが、

征陸さんはいまは違うかもしれない。と返します。

 

いまは、槙島のことしか見えていないのではないかと。

 

 

今回はここまでです。

さいごまでみていただいてありがとうございました。

 

 

 

 

 

U-NEXT

 

【アニメ】PSYCHO-PASS1期【見返してみた7】

PSYCHO-PASS

 

#8 あとは、沈黙。

8話です。8話冒頭は、学園内よりはじまりました。

学園内を考案のドローンが周回し、事件の手がかりを探します。

生徒の失踪が相次いだことで、学園内の警備は一層厳しくなりました。

美術室内で王陵と槙島が会話をしていますが、教師として潜入しているのでしょうがめちゃくちゃ堂々としていますね。

 

何故同じ学園内の生徒を素材に選んだのか?と王陵に問う槙島に、王陵が問い返します。

「全寮制女子学校というこの学園の教育方針を槙島先生はどうお考えになります?」

槙島は、時代錯誤ではあるが、それ故に希少価値がある。と答えます。

この学園の教育方針は、女性は貞淑さ・気品さを強く求められ、卒業時はまさに「深窓の令嬢」とされることを良しと考えるようです。

さらにそれらを備えた女性を王陵は「ブランド品」、「クラシックな家具」と例え、このような女性を求める男性に「結婚」という体裁で「購入」されるといいました。

このたとえはシビュラシステムの普及のあるなしに関わらず、

あらゆる揶揄を含んでそうで少しおもしろいなと思います。

そうとは思わない人もいるでしょうが、王陵のひとつの考えとして。

 

公安1係も学園内で捜査を行っています。

その中、またしても女生徒が2人、寮から消えたと情報が入りました。

しかし寮から生徒を連れ出す方法は多くありません。

殺害現場・犯人の隠れ家は学園内の可能性が高まりました。

 

狡噛さん・朱ちゃんは公安局内で独自に操作を続けていました。

過去に起こった標本事件の犠牲者の1人は汚職疑惑のかかった議員であり、

マスコミなどの追及にも「記憶にございません」と切り抜けようとした議員でした。

その人物の遺体が発見された際は、頭蓋骨がカットされ脳がすっぽり抜き取られ、

さらに肛門には記憶を司る海馬が突きこまれているという

(苦手な方すいません)

酷い状態で発見されていたそうです。

当時の事件の犯人は犠牲者の殺害方法、遺体の設置場所や方法に意味合いを強くもたせていることが印象が強いようです。

 

しかし今回の事件、遺体の場所は2件とも公園であり、

何かしらの意味合いをもたせたいという意図はないのではないかという点から、

狡噛さんは前回の標本事件と今回の標本事件の犯人は別なのではないかと

疑念をもっているようです。

 

狡噛さんはそこから犯人像を精細に予測していきます。

知能が高い、としたのはなんとなくわかるのですが、精神年齢が低い、

と判断したのはなぜなんでしょうね。

子供が大人の真似事をしている。といった風に解釈するのでしょうか。

狡噛さんは「プロファイリングもどき」を用いつつさらに考察していきます。

犯罪心理学の応用ですね。

 

ここからは、専門家に話を聞く。と矯正保護センターと名称されている施設に移動しました。犯罪係数300以上の人物が収容されている施設のようです。

そこには全身筋骨格のタトゥーを入れている人物がいました。

芸術の知識が多い人のようです。

彼は今回の事件の遺体をみてすぐに「王陵牢一のあとそのまんま。」と言いました。

そして遺体の姿そっくりの絵を見せてくれます。

そこから王陵牢一の娘が学園に所属していることが発覚しました。

 

狡噛さんと朱ちゃんは生徒の中に容疑者がいるとして学園内に踏み込みます。

王陵璃華子は美術室にいました。犯罪係数は400OVER。

ドミネーターが起動しますが、教師が阻んだ際に王陵は逃亡。

征陸さんが教師を抑えますが、王陵はチェ・グソンの協力により

狡噛さんの手から逃れました。

 

学園内の監視カメラを使って、王陵の逃亡先を追います。

何故容疑者がわかった。問う宜野座さんに朱ちゃんが説明しようとしますが、慣れていない感が可愛いですね。

 

監視カメラは寮の裏手にあるごみ処理施設に入ろうとする王陵を捉えていました。

施設内公安1係で潜入。施設内には行方不明となっていた女生徒2人の遺体が発見されました。

 

霜月も、現場に訪れ愕然とします。

大事な親友を自分の助言のせいで失ってしまったと。

自分が殺したようなものだと泣く霜月に弥生さんが寄り添います。

今のうちに泣いておきなさい。じゃないと色相が濁っちゃうわよ。

 

 

王陵璃華子は未だ逃亡しています。

監視カメラのデータが破損していることに気づいた狡噛さんは、

音声ファイルのみ無事であったデータを復旧させました。

その音声の中には、「槙島先生」と会話をする王陵の声が入っていました。

 

王陵はおそらく地下施設から続く秘密通路をチェ・グソンの誘導で歩きます。

チェ・グソンの姿が見えなくなり、そこへ槙島からの連絡が入りました。

 

念のため、最後に質問しておきたい。
王陵璃華子、何故僕を失望させることになったのか。君自身に自覚はあるかな。

 

なんの話だと王陵は返します。

槙島はこれ以上は君に成長は期待できないようだと話します。

前途有望な子だと思っていたんだが。と話す槙島は、なんの成長を期待していたのでしょうか。完全な犯罪者としての資質?犯罪を犯す意図を重要視している印象もあります。

そして槙島からの連絡は途絶え、ケータイは圏外となります。

 

槙島はタイタス・アンドロニカスを引用します。

タイタス・アンドロニカスは、シェイクスピア作中で最も残虐的で暴力性にあふれているそうです。

 

王陵は異変を感じ、その場から逃げ出します。

そこへ、猟犬のようなロボットを従え、猟銃をかまえた男性が現れました。

男性を避けようと隠れ進む王陵ですが、足元にはトラバサミが。

身動きができず、父に助けを求めるように電話をかける王陵ですが、猟犬に見つかります。猟犬により手を切り裂かれ、猟銃を持つ男性に追い詰められます。

 

あなただって、いずれ槙島先生が飽きたら捨てられる。

 

そして王陵は猟銃で打ち抜かれました。

 

チェ・グソンにあの子はお気に入りだったのでは?と問われますが、

もっとおもしろいおもちゃが見つかった。と槙島は答えます。

そして公安局の執行官・狡噛の情報を集めてほしいといいました。

 

今回はさらに事件の残虐性がましてきた回でもあり、

槙島の秘密がより深まった回でもありました。

何者で、何が目的なのか、まだまだ明らかになりません。

狡噛さんに興味を持った槙島がどのような行動にでるのか、楽しみです。

 

ここまでみていただいてありがとうございました。

次回も書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

【アニメ】PSYCHO-PASS【見返してみた6】

PSYCHO-PASS

 

#7 紫蘭花言葉

紫蘭花言葉 「美しい姿」「あなたを忘れない」「変わらぬ愛」

 

7話です。王陵璃華子が父親のお見舞いに病院を訪れているところから。

王陵璃華子の独白は、シビュラシステムを非難する内容でしょう。

言われるがまま、それが正しいと疑わず、何も考えさせず、緩やかに死んでいく。

王陵の父親の病に関係しそうですね。

 

公園内の遺体が発見されました。

テイストは違うようですが、遺体の状態は標本事件にそっくりです。

狡噛さんは素直に宜野座さんの命令に応じます。

そして朱ちゃんもそれに同行することになりました。

 

犠牲者は標本事件の容疑者であったトウマコウザブロウの勤務先に

在籍している生徒であったため、操作は学園を中心に開始されます。

 

狡噛さんに同行した朱ちゃんは狡噛さんのトレーニングに付き添います。

スパーリング相手のロボットもぼこぼこにする狡噛さん、、、。

ドミネーターという強力な武器をもっていながらも、

過剰な戦闘訓練は必要なのかと朱ちゃんは狡嚙さんに問います。

狡噛さんの返答は「YES」。

強力な武器を扱うからこそ、それを扱う人物は強くてタフでなくてはいけない。

相手を殺すのはドミネーターではなく自分なのだからと、狡噛さんは話します。

基本的に執行官はドミネーターを監視官に扱わせないようにするのが通常なのでしょうか。危険地帯に潜入する際も執行官が先行してますしね。

監視官のPSYCHO-PASS値を濁らせないようにする、というのも理由でしょうね。

 

また、標本事件についてこっそり調べていたことを朱ちゃんは謝罪します。

狡噛さんの反応は意外にも怒らず、怒るとしたら事件を解決できていない

自分自身に怒りがわくと話します。対応は常に冷静で大人。

捜査を外されたことに対して宜野座さんを困らせるのもなんだしな。と。

しかしやり方はいくらでもあると、狡噛さんはにやっと笑います。

自分たちが戻らざるを得ない状況をつくればいいと話しました。

 

佐々山さんはどんな人物だったのか、狡噛さんはひとこと「くそ野郎」と

女好きで狂暴で、実に楽しいくそ野郎だった。

宜野座さんと狡噛さんのように、当時は監視官と執行官という関係でしたが

2人の間にも強い信頼関係があったのでしょう。

そんな佐々山さんが標本化される前、生きたまま解体されたとなれば、

3年経っても事件を究明するために捜査を続けていることも納得いきますね。

佐々山さんは事件の内容について、ひとつ手がかりを残していました。

ピンぼけした一枚の写真。タイトルは「マキシマ」。

 

学園内でも、犠牲者となった学生の噂は飛び交っているようでした。

霜月美佳もその話を聞きます。

良くないことには最初から近づかない、噂話もしない。
うかつに動くと、本当に危ない気がする。

彼女は学園内で起こっている不穏な気配を敏感に感じているようですね。

欠席が続く友人を心配する幼馴染に対して、突き放すように言います。

ですが、それでも心配する友人を放っておけなかったのか、

王陵璃華子であれば何か知ってるかもと話しました。

 

王陵の自宅内、中には不気味なモチーフの絵画などが多く飾られます。

王陵ともう一人、大きなベッドの中で父のことについて語ります。

父のことは尊敬していた、本当に素晴らしい絵描きだった。

でも務めを途中で放棄して、父は死んでしまった。

父の跡は娘である自分が引き継ぐ。そういってめくったシーツの中には

事切れているヨシカがいたのでした。

 

また場面が変わります。ある立派な邸宅で槙島と、中年~高年くらいの

年代の男性が会話をしていました。

ユーストレス欠乏症とは、過度のストレスケアによる弊害だとのことです。

ある程度のストレスや刺激は人にとって活気を与えてくれるものになり得るけども、

シビュラシステムの普及によってPSYCHO-PASS値が重要視されたこともあり、

人生の活気や意欲になるストレスまでも排除してしまったらどうなるか?

それがユーストレス欠乏症ということでしょうか。

PSYCHO-PASSの世界観ならではの架空の病気でしょうが、

認知症などにも近いものがありそうですね。

槙島は「生ける屍」と表します。

前話でもあったように現代嗜好品であるお酒なども制限が強いみたいなので、

いまわたしたちが普通に享受している娯楽は極端に減っているかもしれませんね。

ホラー映画とかもかなり少なくなってそう。

王陵の父は、シビュラシステムの普及は歓迎していたそうです。

しかしその代償に自身の芸術家としての才能は奪われ、

自身もベッドから起き上がれない体になり、命を落とした。

 

男性の言う通り、王陵璃華子の犯行の動機は父親の復讐でしょうか。

願わくば、さらに向こう側の意味を見出してほしいものですがね。

槙島のこの言葉の意味はなんでしょうか。

 

王陵璃華子は学園内のある地下室に向かいます。

地下室には手術台のようなベッドと、さまざまな機械が置かれており、

そして一人の男が王陵を待っていました。

 

男は、ミドウの事件のときにもハッキングで関わっていた人物。

王陵にはチェ・グソンと呼ばれています。

王陵はチェ・グソンに、人体の標本化のための薬品類を依頼していたようです。

薬品類をつくった人物はこの薬品類で特許をとったり商売をするよりも、

槙島を楽しませることが有意義だと思ったようです。

槙島にはあるカリスマ性が強いようですね。

チェ・グソンも槙島と一緒にいることで童心に帰る気がすると語ります。

 

チェ・グソンは精巧なホログラムで学生に扮装して学園内に潜入できたようです。

ホログラムかはわかりませんが、声すらも自在に変えられるんでしょうか?

 

2人目の犠牲者が発見されたころ、王陵の下に霜月からアドバイスを受けた通り、

原崎が訪ねてきました。

ヨシカを心配して訪ねてきた河原崎に、王陵の魔の手がかかりました。

 

今回の話では、シビュラシステムによって平和な世界が実現できたものの、

裏ではシビュラシステムによって才能や生活がつぶれてしまった人々も

いるということが明かされてきました。

芸術家たちは特にこのシステムの影響を受けそうですね。

征陸さんのように趣味で続けている人もいるようですが、

征陸さんは既に執行官の身ですしね。

芸術は精神面にも大きく影響がでそうな感じもあるので、

PSYCHO-PASS値の変動を気にして辞めてしまう人もいるでしょう。

その結果のひとつが王陵の父のような人たちなのでしょうか。

 

いろいろ考察がおもしろそうな内容も多く、

次の話も楽しみです。

ここまで読んでくださった方ありがとうございます。

次回もまた書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

【アニメ】PSYCHO-PASS1期【見返してみた5】

PSYCHO-PASS

#6 狂王子の帰還

 

6話です。今回は過去の回想らしき風景からはじまります。

前回は狡噛さんの過去が元監視官であったことが明かされました。

回想では佐々山と呼ばれる人物が事件に巻き込まれたのでしょう。

狡噛さんの執行官になった理由は彼が大きいのでしょうか。

 

場面は変わり禾生局長と宜野座さんが会話しています。

朱ちゃんの職務中の評価についてですかね。

宜野座さんがなぜ執行官に対してすごく厳しいのかが

なんとなく前回で判明してきたので、朱ちゃんに対して

「まだ経験が浅い分、心得違いをしてる部分も多々ありますが、優秀な人材です。」

と評価しているようです。

禾生局長からも「君の同期生のような残念な結末に~、、、」と

語られているのは、これは狡噛さんのことでしょうね。

 

私は一度全体を観たことがあるのでネタバレ注意なのですが、

 

ここで「犯罪係数と遺伝的要因」といったワードがでてきているんですね。

もっと前にはそういった描写はあったんでしたっけ、、、?

どこでちゃんと判明したかがうろ覚えです。

がっつり「父親」というワードもでてましたね。

 

また場面が変わってどこかの学園内の様子。

文学の授業中だそうですね。ある女生徒と、別のクラスの女生徒が

チャットでやり取りをしています。

「残酷」というワードでうっとりしている女の子ですが、

なにやら百合めいた雰囲気ですね(苦手な方見ていたらすいません)。

弥生さんと志恩さんといい、PSYCHO-PASSスタッフは百合好きがいるのか。

(いいぞもっとやれ)

今後の事件ではこの学園が関わってきそうです。

 

また場面が変わってかがりくんと朱ちゃんが会話しています。

すっかり仲良しの二人が可愛い。かがりくんの方が朱ちゃんより

2歳年上だそうなんですが、朱ちゃんはすっかりかがりくんにはため口で

同級生感覚があっていいですね。

かがりくんによると、お酒の中毒性はPSYCHO-PASS値にも影響するようで、

この世界ではお酒はなかなか市場に出回ってなさそうです。

朱ちゃんの反応からして料理酒程度でしか使用しないっぽい。

 

酔ったら口が軽くなるかもよ?と朱ちゃんにお酒を進めて

自分が先につぶれるかがりくん。

これは朱ちゃんが強いのかかがりくんが弱いのか。

 

酔っぱらったかがりくんの話では

かがりくんが執行官として公安局に配属が決まった時にはすでに

狡噛さんは監視官から執行官へ降格していたそう。

原因としては犯人を追跡していた当時の同僚が殺害されたから。

ここでOP時の回想での「佐々山」という執行官の名前が登場しました。

佐々山が殺害された事件の犯人は捕まっておらず、事件は迷宮入り。

いまでも狡噛さんは事件の捜査を行っているようです。

自室にびっしり貼ってあった写真はその為でしょうか。

 

志恩さんの話でも、佐々山さんの事件は酷いものであったことを聞かされます。

「標本事件」というネーミングがもうえげつなさそう。

アニメ上ではうまくぼかされてますが、もろには見れないですね。

そしてやはり百合好きをだしてくるPSYCHO-PASS。(ぐっじょぶ)

事件は専門家の仕業として捜査されていましたが、

捜査の途中で佐々山執行官が犠牲になったといいます。

そして別件で捜索願がだされていた高校教師の自宅から

事件に使用されていた化学物質が見つかり、その人物が失踪してから

事件がぴたりと止まったことがわかりました。

高校教師の名前はトウマコウザブロウ。

事件は不可解な要素も多く。真相は神のみぞ知ることとなりました。

 

友人との会話の中で、狡噛さんの内容になります。

ここではじめて知りましたが、狡噛さんの以前の境遇は、

朱ちゃんと似たようなものだったそう。成績優秀の超優等生。

朱ちゃんは狡噛さんのことをトラブルメーカーとして友人に愚痴ってましたが、

友人からは

「もしかしてだけどさ。あなたの部下とあなた、本当はよく似てるんじゃない?」

と指摘されました。

ここは何故かよく覚えているシーンで、友人のゆきの前からの口調からは

想像しづらかった口調で指摘された感じがあったんですよね。

「あなた」ってなかなか使わない感じしませんか?わたしだけですかね。

だけどもこの指摘は的を得ていそうで、朱ちゃんは狡噛さんの

捜査方法を愚痴りながらもよく思っていそうですよね。

だからこそ、宜野座さんもそれを感じ取って心配していそう。

 

場面はまた、冒頭の学園へと移ります。

学園内の食堂で女生徒が行方不明となった生徒の噂を話しています。

この学園は多感な思春期の女子のPSYCHO-PASS値を曇らせないよう、

隔離するようにしているようです。

その為、生徒たちのPSYCHO-PASS値に影響がでそうな話題はださない。

この女生徒の言葉を借りると、「臭い物に蓋をする」ようです。

ポニーテールの子は利発そうな子です。

もうひとりのショートカットの子は話を聞いて怖がっています。

 

そこへ王陵璃華子という、取り巻きをつれた美人な女生徒が現れました。

彼女はほかの女生徒から人気があるようで、

彼女の登場でほかの女生徒がざわめきたっています。

ポニーテールの霜月はあの人ちょっと怖いんだよね。と話します。

王陵璃華子は二人の前に立ち、二人を部活の勧誘にきたようです。

 

王陵は美術部の部長を務めており、放課後美術室にいるところに

冒頭チャットで会話していた女生徒が訪ねてきました。

彼女は義父からの性的虐待に悩んでいるようで、その辛さを王陵に吐き出します。

王陵もそれを優しく受け止めます。そして王陵はシビュラシステムによる

この世界の仕組みの疑問を投げかけました。

「本当の自分の姿、本当の自分の価値。それを確かめてみたいとは思わない?」

そして王陵は彼女を抱きしめました。

 

また場面が変わります。

3話でパラライザーで拘束したカネハラの尋問中のようです。

確かに厳重なセキュリティがあってもおかしくないような工場で

ドローンを不正利用するのは非常に難しいことだと思います。

なぜカネハラはドローンを操作し殺人を実行できたのか。

 

それにミドウのホログラムクラッキングの方法は類似点があるようです。

同一人物がプログラミングを行ったと志恩さんはブラジャーを賭ける。

 

これらの犯人たちは第三者より支援を受けていた可能性が高いことが捜査の内容に上がりました。

カネハラはメモリーカードに関してある日突然郵送されてきたと供述します。

なぜ送り主はカネハラが殺人を犯す要素があることを知っていたのか。

PSYCHO-PASS値に関して執行官と同様の嗅覚があるものだったのか。

狡噛さんはカネハラとミドウにこそ、支援をした理由があったと予想します。

殺意があるものに手段を与えて、新たな殺人を創造する。

これは槙島の手によるものだと、予想したわけですね。

 

宜野座さんはそう語る狡噛さんに対して幽霊を追いかけるなと諭します。

狡噛さんは佐々山さんの無念を晴らすためにこの3年間操作を続けていたようです。

 

そしてとある公園内でまた新たな犠牲者が発見されます。

体をばらばらに切断され、薔薇の装飾で飾られた遺体。

王陵の背後には槙島がいました。

 

今回はここまでです。

最後までみてくれた方ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

わたしのだいすきな漫画たち 少女漫画編

 

いまでも読み返すときゅんきゅんしたり

泣ける少女漫画たちをご紹介します!!!

 

神風怪盗ジャンヌ 【全7巻完結】

種村有菜先生はわたしの人生を変えました。といっても過言ではないくらい

種村先生がだした漫画はぜんぶ読みました!

その中でもやっぱりジャンヌがすき!

女の子が変身してかっこよく戦う姿は素敵ですよね。

でもジャンヌの主人公であるまろんちゃんは周囲からはとても

強い女の子と思われててめちゃくちゃ人気者だけど、

背景には孤独な生活を送っています。

強いけど脆いまろんちゃんが椎空くんと出会って

自分の弱さもさらけ出して受け入れてもらう過程は

めちゃくちゃジーンときました。

 

種村先生が描く数々の衣装はとっても繊細で

どの扉絵もなかなかページを進めることができなかったのはいい思い出です。

 

 

ちはやふる 【全50巻】

競技かるたを題材にした青春部活漫画です。

小学校のころ、毎年学校で競技かるた大会があったんですよね。

いまだに百人一首はほぼ覚えていて、思い入れが少しあったので、

だからちはやふるもどんな感じの内容なんだろ。

おもしろそーだなーと思って読んでみたんですけど、

思った以上にかるたの世界はアスリートで奥深くて

でもわかりやすく漫画の中で説明もあって一気に引き込まれました。

小学校で出会った3人組が、卒業して別々の道を辿ってもまた

かるたの世界で再開して。かるた?って聞くと正直最初はなかなか

理解されない環境の中で強くなりたいともがきながら頑張る主人公や

主人公に引っ張られる周りの心情が丁寧に描写されています。

まさに静と動という試合のシーンなんかは鳥肌ものです。

 

 

 

カードキャプターさくら【全12巻】

カードキャプターさくらも子供のころみてずっと忘れられない漫画です。

大人になって読み返してみれば相関図がめちゃめちゃ

ややこしくてびっくりした記憶があります。

小学校の頃かにはじめてみたのでちゃんと全部を理解できているかというと

微妙だったんですけれど(笑)それでも繊細な絵の描写や

ほかにはないような不思議な設定で夢中になって読んでました。

あと、今気づいたのですがカードキャプターさくらでも、

毎回の話でいろんな衣装でさくらちゃんが登場するんですよね!

神風怪盗ジャンヌといい、衣装フェチなところはあるかも(笑)

衣装ごとにいろんな世界観が見えるのが好きというか。

可愛いだけではない衣装を着ているさくらちゃんのギャップに

また魅力を感じたり!

残念ながらクリアカード編はいまだに読めていないのですが、

今年の10月頃に最終巻がでるとのことなので、

いつか読んでみたいと思います!

 

 

 

NANA 【1~21巻 未完】

これまでとは少し雰囲気の違う、大人の女性の物語です。

東京へ住む彼氏を追いかけ、上京する小松奈々。

ミュージシャンとして成功する為、上京する大崎ナナ。

性格もぜんぜんちがう同い年の2人のNANAは、

大雪の中の新幹線で偶然隣の席になり出会います。

その後東京でまた再開し、ひょんなことからふたりは同居することになります。

ナナの所属するBLACKSTONESと、ナナの恋人であった

レンの所属するTRAPNEST、2つのバンドメンバーとハチ(奈々)を交えて

この物語は進んでいきます。

NANAは2009年から作者さんが療養中の為、いまだに休載中の漫画です。

それでもいままでずっとだいすきなままの漫画でもあります。

やっぱり子供のころは、大人の恋愛が描かれているので、

ナナかっこいいな~、ハチはしっかりしてないのかな~、なんてくらいの感想でした。

大人になってもう一度読み返してみると

ナナはかっこいい女性だけど、脆くて儚くて

いまにも壊れてしまいそうな、そんな危なそうな一面を感じます。

逆にハチは、ふわふわした守ってあげたいような女の子に見えるけど、

特に9巻あたりのハチは周りの為に自分ができることを

しっかり考えて決断していく様子をみて、

大人になって見え方が逆転するのもおもしろいなって思いました。

このNANAの結末がどうなるのか、ずっと続きが気になるけど、

作者さんの体のことが第一なので、ゆっくり気長に待とうと思います。

 

 

 

 

 

ちなみにNANAの実写映画は中島美嘉さんがとんでもなく

はまり役なので、めちゃくちゃかっこいいです。

NANAの衣装を着たライブ映像なんかも本人でしかないので

気になった方はぜひみてみてください!

 


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ここまでみてくださってありがとうございました。

気になった漫画や、わたしもこれすきだった!という方がいれば

ぜひコメントお待ちしています。

 

 

【アニメ】PSYCHO-PASS1期【見返してみた4】

PSYCHO-PASS

#5 誰も知らないあなたの顔

5話です。

タイトルが誰も知らないあなたの「仮面」から、

誰も知らないあなたの「顔」になっていますね。

アバターの「仮面」から素顔に代わっても

気づいてもらえない、理解してもらえない?

PSYCHO-PASSのタイトルはどれも意味深で

考えるのがおもしろいですね。

 

前回、六本木のクラブでタリスマン本人を

確保しようとしましたが、

ハッキング技術の高い謎の男に阻まれ失敗。

スプーキーブーギーから非難されるところからはじまります。

前回のラストでスプーキーブーギーの中の人、スガワラは

既にミドウに殺害されているのでこのスプーキーブーギーは

ミドウが演じているということですね。

 

公安1課では、宜野座さんは犯人の居場所を直接突き止めるため

アクセス履歴を辿り逆探知による捜査を行っていくことに。

狡噛さんは気になることがあるといい、

朱ちゃんとスプーキーブーギーの会話から何か

違和感を感じたのか、刑事の嗅覚が働いたのか、

スプーキーブーギーとの会話のログを辿ります。

 

ログをたどる前の朱ちゃんと征陸さんの会話は印象的でした。

ネットによる匿名性の高いやり取りは征陸さんにとっては違和感が強いようです。

朱ちゃんはネットも使いこなしていて現代っ子感ありますね。

でも言葉の端々で知識が豊富で聡明なところが見えます。

 

狡噛さんがログをたどる中で、

クラブ事件以前のスプーキーブーギーと、

今回会話したスプーキーブーギーとで言葉遣いが異なっていることに気づきました。

同時刻、宜野座さんは逆探知の場所を特定しますが、

犯人による罠であり爆発に巻き込まれます。

爆弾が作動したこともハッキングを行っていた男に伝わり、

ミドウにも自身が本格的に公安に追われていることを感づきました。

 

ハッキングの男は印象的な瞳をしてました。

この世界ではいろんな技術が発達しているので、

サイボーグなんかもあったりするんですかね?

 

宜野座さんを除いてかがりくん、弥生さんは無傷だったようです。

宜野座さんもかすり傷っぽいようですがね。

 

そしてミドウの犠牲となったスガワラショウコの遺体も発見されました。

朱ちゃんは同級生であった彼女が巻き込まれたことにショックを受けます。

狡噛さんから、囮に使ったわけでもない、彼女の情報を漏洩したわけでもない、

お前に落ち度はあったのか?昨夜の時点で犯人を逮捕できていれば

彼女は犠牲にならなかったかもしれない。これは全員の落ち度だ。

今はただ責任を果たすことだけを考えろ。と。

仏の供養にはそれしかない。と征陸さんも続きます。

普通ならそれでも自分を責めて落ち込みそうだなと思うんですが、

二人のことばで顔つきを変える朱ちゃんは本当に強い精神力を持っていますね。

まだ初々しい様子が多いですが、刑事としての適性はさすが高いようです。

 

公安局の分析室でまた新しい情報が発覚します。

あるお爺さんの名義で使用されていたアバター

お孫さんに頼みこまれ名義を貸していたアバターだそうですが、

お孫さんは半年前に事故死。

だが、当のアバターは今も活動を続けているそう。

中の人がいない幽霊アバターが続々と増えていきます。

アバターを複数所持することは難しくはないが、

アバターごとにキャラをしっかり変えて立ち振る舞っている

犯人の演技力は異常だといえます。

何故偽物に気づかない?と疑問に思う宜野座さんですが、

狡噛さんは本物も偽物もない。と答えます。

キャラが立っているアバターほど、ファンの期待に応えるほど、

それがそのアバターの「本物」になっていくんでしょうね。

中の人が変わったとしても、偶像をまつるように

ファンが求めるままのアバターだったとしたら、誰も気づかないでしょう。

それは確かに、本人よりもファンの方が理想のアバター

演じることが可能であるかもしれないですね。

犯人、ミドウは理想のアバターを求めるあまり、

本人を「いらないもの」と判断したのでしょうか。

 

公安1課は犯人を「熱狂的なファン」と判断し、

一人目の被害者やスガワラショウコが殺害された前後の時期で

コミュフィールドに訪れなくなったファンのアクセス履歴から

犯人を絞り込んでいきました。

被害者を殺害し、成り代わった時点で、

「ファン」としてコミュフィールドに訪れる必要がなくなった人物。

ひとりだけ該当する人物を探し当てることができました。

 

そして最終のアクセス履歴からミドウを追い込んでいきます。

違法ホログラムの対策には強い酒が必要なのさ。と

お酒の瓶を持ち込んでいた征陸さんですが、

最初はあれっ征陸さんてそんなアル中みたいだったっけ。

と思っていました。笑

(仕事中も酒飲みたいのかと思った)

 

ミドウの潜む高級そうなマンションに潜入、

部屋に踏み込みますがミドウの姿はみえない。

ミドウは内装ホログラムをクラッキングし、朱ちゃんたちを翻弄します。

ミドウはその隙をつき、逃亡。

ここで征陸さんが持ち込んだお酒を吹きながら火をつけることで

火災報知器を作動。反応した火災報知器のスプリンクラーによって

ホログラムを無効化させました。

ミドウの姿もはっきり見えるようになり、ドミネーターが作動。

 

ミドウの左腕を打ち抜きますが、痛覚遮断ドラッグを服用していた

ミドウはさらに逃亡します。

逃げ込んだ部屋には、ボタンを作動すると

タリスマン・スプーキーブーギー・レイニーブルーと、

これまで成り代わったアバター達のホログラムが

「おかえり」とミドウの前に現れました。

 

アバターに囲まれたミドウは「君たちは永遠の存在だ」

「君たちの尊さを壊したりはさせない。僕が必ず守るから。」

「かつて君たちに救われた僕が、これからは君たちと共に世界を導いていく」

 

その姿を別室で眺めていた男が、PCのキーボードを叩くと、

これまで穏やかな雰囲気であったアバターの様子が一変します。

「でもね、もうちょっとうまくできなかったかなあ。ミドウくん」

「ねえ君、寺山修司を読んだことは?」

 

あらゆるアバターの個性を熟知し、完全に模倣する。
何者にもなれる君の個性とはどのようなものなのか?
僕はとても興味があった。だから人を貸した。力を貸した。
 

槙島はこれまでミドウが演じていたアバターを乗っ取り、

ミドウが愛していたアバターたちの姿で声をかけます。

 

最後の幕引きくらい、借り物でなく君ならではの趣向をこらしてみてはどうか。

槙島は何者にもなれるミドウの本質を「からっぽ」だといいました。

錯乱するミドウは、そのまま追跡してきた公安により、

ドミネーターによって裁かれました。

 

槙島は、犯罪者になり得る者たちを扇動し、何かを試しているのでしょうか。

何を見たくてこのようなことを行っているのでしょうか。

 

事件後、宜野座さんは朱ちゃんへ今回君は十分よくやったと労います。

しかし朱ちゃんは犯人を突き止めたのは狡噛さんだと。

あんな風に犯人の思考を予測できるなんて。

 

宜野座さんは犯罪者と同じ心理傾向をもっているからこそできることだと話します。

それでも朱ちゃんは自分のことを慰めてくれた狡噛さんが

ミドウたちと同じ心の持ち主とは考えられないといいます。

 

宜野座さんは、執行官とは一線を引け。これは自分の経験則だ。

かつて過ちを犯した相棒を失った。彼を止められなかった。

君には同じ轍を踏んでほしくない。

そして人事課のファイルを朱ちゃんに渡しました。

 

そこには狡噛さんが元監視官であるということ、

未解決事件の捜査中、犯罪係数が急激に上昇し、

セラピーよりも捜査を優先した結果、執行官へ降格したことが記載されていました。

 

これで宜野座さんのこれまでの狡噛さんに対する態度の理由が

わかってきましたね。宜野座さんの言い分だと

昔狡噛さんと宜野座さんはいい相棒同士だったことが想像できます。

その相棒を失った原因が、犯罪者の心理を追い続けた結果であるのならば、

狡噛さんの捜査方法に反感を強く持つのもわかる気がします。

 

 

5話はここまでです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

また次回も書いていきたいと思います。

 

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【アニメ】PSYCHO-PASS1期【見返してみた3】

PSYCHO-PASS

#4 誰も知らないあなたの仮面

 

4話です。バーチャルの世界か、

アバター姿の朱ちゃんが、謎の仮面をまとったアバター

仕事の相談をしている様子からはじまりました。

謎の仮面アバターは「タリスマン」と名乗り、

周囲には相談の様子を観覧する多くのアバターがいます。

かなり人気があるようです。

 

タリスマンは朱ちゃんに対し、

同僚に対して先入観を排して有りのままの彼と向き合ってはどうか?と

返答をします。

見た目は怪しさ満点ですけど、そこそこいい返答をくれるんですね。

朱ちゃんもその返答に納得したようです。

 

場面は変わって征陸さんの自室らしき場所で

朱ちゃんと征陸さんが会話をしています。

征陸さん絵も描くんですね、、、!イケおじメーター爆上がりです。

 

狡噛さんを理解するには狡嚙さんと同じ思考が必要。

しかし理解したとき朱ちゃんPSYCHO-PASS値は

狡嚙さんと同じ数字をだしているだろう。

そう征陸さんは語ります。

征陸さんが潜在犯になった理由もほとんど同じですね。

犯罪者の思考を理解する為に犯罪者の頭の中を追い続けた。

 

そして4話の事件がはじまります。

あるマンションの一斉点検で、ある人物の部屋のトイレが2カ月前から

故障していたにも関わらず、住人から一切の苦情がなかったことを不審に思い、

通報があったとのこと。

ネットのアフィリエイトで稼いでいた為、書類上は無職となっており、

現状まで本人が不在であったことに誰も気づかなかったそう。

調査の結果、部屋の外に出た形跡は一切なく、口座からの引き落としも

2カ月間途絶えていた。

狡嚙さんとかがりくんはその人物は既に死亡していると判断。

 

部屋を調べているうちに内装ホログラムと

本物の家具の位置がずれていることに気づきます。

ホログラムには座れない為、本来は本物の位置とホログラムにずれが

生じていることはおかしいと。

この世界観ならではの捜査方法ですね。

家具を運んでいるときの宜野座さんの女王様感がすごい。

 

ずらされた家具の下に、不審な傷跡と粘着テープの跡が発見されました。

そこから狡嚙さんは傷跡は住人が襲われたときについた傷、

また粘着テープは被害者が死亡後、下水管から流せるくらい細かく

切断するために敷くビニールシートを固定した跡と推理しました。

(こわ、、、、。)

朱ちゃんも思わずうっとなっています。

 

そこから被害者のアフィリエイトの収入源が、

あるアバターからによることがわかります。

それは今朝ちょうど、朱ちゃんが相談をしていたあの「タリスマン」。

 

下水管からは、鑑識ドローンが調査した結果、

被害者の遺体の断片が発見されました。

 

本人は既に死亡しているのに、アバターは自由に動き回っている。

かがりくんは幽霊のようだと笑います。

被害者を殺した人物がアバターを乗っ取っているのか?

 

おそらくタリスマンのアバターを乗っ取った人物は

まだ自分が疑われていることに気づいていない為、

アバター接触することになりました。

 

タリスマンは別の大手アバター「スプーキーブーギー」の

コミュフィールド(アカウントのようなものですかね)に移動。

アバター姿の朱ちゃん宜野座さん(コイン姿ちょっとおもしろい)も追います。

 

スプーキーブーギーのコミュフィールドに移動したところで

朱ちゃんのみなぜかスプーキーブーギーの個人チャットに急に移動させられました。

どうやら同級生だったらしく、向こうは朱ちゃんのことを知っていたようです。

友人の反応からしてかなり成績優秀の優等生だったようですし、

スプーキーブーギーの言い方からして学生時代は

相当有名人だったのかもしれないですね。

 

天下の公安警察がなにをしにきたのか?と、

攻撃的な様子ではないようです。

 

スプーキーブーギーとタリスマンは同じ人気アバター

ライバル同士に近いような関係であり、

特に親密にしているわけではなさそうですね。

ただ、スプーキーブーギーから興味深い内容が聞けます。

少し前のタリスマンの方がどうかしている様子だったと、

彼のファンからも反感を買うような言動をしていたようだったのですが、

最近のタリスマンは「心を入れ替えた」と再度人気が

盛り返してきたそうです。

心(中身)を入れ替えた、、、、、?

 

スプーキーブーギーは少し面白半分な様子で

捜査の協力を買って出ます。

彼女の開催するイベントでタリスマンをおびき出してくれるようです。

ネット上でのイベントでなく、ホログラムのコスプレを

かぶって状態ですが(仮面舞踏会みたいな?)、

オフ会という形になるので本人もほぼ必ず出席すると。

 

イベント当日、ホロコスをかぶった参加者たちが

大勢参加していました。

 

狡噛さんも征陸さんも誰が誰がわからない状況で

平然としていられるなど理解ができないと嘆いていましたね。

オフ会には参加したことはないですが、

いまよりネットが普及しているとはいえ

そこは少し警戒心は薄めなんでしょうか。

PSYCHO-PASSでの診断が普及している為、

危ない人が表にでているわけないという心理が強いのでしょうね。

PSYCHO-PASS値が濁っている人はもれなく街頭スキャナに

引っかかっているでしょうし。

 

イベント会場の表では宜野座さんたちが張り、

会場内では狡嚙さん・征陸さん・朱ちゃんが潜入。

その中でタリスマンの姿も発見します。

朱ちゃんが先陣をきってホロコス衣装をかぶり接近を図りますが、

VIPルームにいた謎の男が

朱ちゃんがたちが所持しているドミネーターの信号を探知し、

ミドウと呼ばれたタリスマンに公安の存在を報告しました。

ミドウの逃亡を援護するという男。

ハッキングの技術が高いようで、その場にいた参加者のホロコスの姿を

全てタリスマンの姿に変え、朱ちゃんたちを攪乱してしまいました。

 

多くのタリスマンの姿に本物が逃げられてしまうと

狡噛さんたち公安の姿に参加者たちは驚き会場内は混乱状態に。

さらにPSYCHO-PASS値が濁っていた参加者も多く、

期せずして一斉摘発となりました。

しかしタリスマンの逮捕には至らず。

 

主催者であったスプーキーブーギーはコミュフィールド内で

参加者たちから大ブーイング。その中にタリスマンが現れます。

タリスマンにも責められたスプーキーブーギーの中の人は

自宅内に侵入したミドウに殺害されてしまいました。

 

スプーキーブーギーの中の人、スガワラを殺害したミドウは

同じく侵入していたクラブ内での男、そしてもう一人白髪の青年に声をかけられます。

「この女はスプーキーブーギーに相応しくない。」

「だがスプーキーブーギーは消えてはならない。」

「みんなに笑顔をもたらすために」

「だからスプーキーブーギーを残してこの女だけを消す。跡形もなく完全に。」

白髪の男は答えます。

「ああ。君ならスガワラショウコよりも完璧なスプーキーブーギーが務まるよ。」

「ハヤマキミヒコより完璧なタリスマンになれたように」

 

実際に本物のタリスマンであるハヤマと、

今回スプーキーブーギーを殺害したのはこのミドウですが、

この白髪の青年と、ハッキングを行った長身の細目の男が

なにやら手引きをしているようですね。

そしてこの白髪の青年は1話冒頭、塔で狡嚙さんと対峙していたあの男です。

4話にして非常に怪しい行動をしている場面に現れました。

次回ミドウがまたどのような行動を起こすのか、

そしてこの白髪の青年がどのように関わってくるのか。

 

最後のおそらく細切れにするためのトマトジュースの比喩が

なかなかえぐぐてびっくりしました。

真顔のミドウががたがた揺れてる感じとか、、もう、、泣

 

また続きを観ていきたいと思います。

ここまで観てくださりありがとうございました。

 

 

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